城端別院善徳寺文書
- 城端
- 県指定
- 古文書
概要
名称 | 城端別院善徳寺文書 じょうはなべついんぜんとくじもんじょ |
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員数 | 5,996件(9,309点) |
地域 | 城端 |
指定 | 県指定文化財 |
種類 | 有形文化財 古文書 |
所在地 | 南砺市城端405 |
指定年月日 | 昭和58年6月27日 |
所有者 | 善徳寺 |
解説
善徳寺は明応元年(1492)、9世実如によって加越能3か国末寺支配を仰せ付けられたことが『善徳寺由緒書』に書かれている。また、前田利家・利長からも「三州の禄役」を仰せ付けられた文書や、寛永期にも「三州共惣禄」を仰せ付けられた文書がある。
慶安2年(1649)、善徳寺と井波瑞泉寺が相役で寺法触頭になった。次いで国法触頭も相役として加賀藩が認可することになった。
触頭とは本山(寺法)や加賀藩(国法)の伝達事項を触下寺院へ通達し、触下寺院からの願や上申を取りつぐ役職で、多くの場合両職を兼務していた。さらに、創建以来一度も火災に遭っていないことが、善徳寺に膨大な古文書がのこるるゆえんである。