木造聖観世音菩薩立像
- 福野
- 県指定
- 彫刻
概要
名称 | 木造聖観世音菩薩立像 もくぞうしょうかんぜおんぼさつりゅうぞう |
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員数 | 1躯 |
地域 | 福野 |
指定 | 県指定文化財 |
種類 | 有形文化財 彫刻 |
所在地 | 南砺市安居4941 |
指定年月日 | 昭和40年1月1日 |
所有者 | 安居寺 |
解説
本尊の聖観音立像の厨子の前に安置されていたので「お前立」とも呼ばれている。本尊は秘仏のため、お前立が33年に1回開帳されていた。寄せ木造りで彩色はない。鎌倉初期の写生風の作品であり、また、秘仏である本尊の写しとしての特長もよく表現されている。県内の鎌倉時代の観音像では、最も優れたもののひとつである。安居寺収蔵庫に安置されている。