羽馬家住宅
- 上平
- 県指定
- 建造物
概要
名称 | 羽馬家住宅 はばけじゅうたく |
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員数 | 1棟 |
地域 | 上平 |
指定 | 県指定文化財 |
種類 | 有形文化財 建造物 |
所在地 | 南砺市小瀬 |
指定年月日 | 平成10年2月25日 |
所有者 | 個人所有 |
解説
羽馬家は、近世において代々肝煎役を勤め、また上煮塩硝を製造する五箇山塩硝総代も勤めた。現家屋は文化9年(1812)から製材を始め、同11年(1814)までには竣工していたとされる。切妻造り・茅葺・妻入りの大型合掌造民家で、北面して建ち、1階は居室、2階以上は養蚕のためのアマにあてられた。良質な材料と優れた技術によって建てられた上質の建造物であり、近世末期の五箇山地方を代表とするものである。