文化芸術文化財

旧富山県立農学校本館(福野高校巌浄閣)

旧富山県立農学校本館(福野高校巌浄閣)の画像
サムネイル
サムネイル1

概要

名称旧富山県立農学校本館(福野高校巌浄閣)
きゅうとやまけんりつのうがっこうほんかん(ふくのこうこうがんじょうかく)
員数1棟
地域福野
指定国指定文化財
種類有形文化財
建造物
所在地南砺市苗島443
指定年月日平成9年5月29日
所有者富山県

解説

礪波市太田出身の大工棟梁藤井助之丞の設計施工で、明治36年5月に竣工した。木造2階建、建築面積100坪の横長の建物で、屋根は寄棟造、桟瓦葺である。外壁を下見板張りとし、窓を縦長の上下窓とする。正面中央屋根にドーマー風の破風飾りをつくる等装飾を集中させ意を凝らしている。本館は、富山県の農業の近代化に貢献した学校施設であり、簡素ながら充実した意匠でまとめられた県内に現存する数少ない明治期の洋風建築である。地方の大工が現在地へ移築保存された際、「巌浄閣」と名づけられた。

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