高師小僧
- 福光
- 市指定
- 天然記念物
概要
名称 | 高師小僧 たかしこぞう |
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地域 | 福光 |
指定 | 市指定文化財 |
種類 | 記念物 天然記念物 |
所在地 | 南砺市岩木北谷島 |
指定年月日 | 平成9年10月6日 |
所有者 | 個人所有ほか |
解説
福光地域の山本・岩木の谷間にある沼周辺の粘土層・泥岩層から、植物の根や茎の形をした鉄の塊が見つかるこ
とがある。これは、地層中で地下水に溶けている鉄分が植物の根や茎に沈着し、長い間にできた管状や樹皮状のものである。中心部の空洞部分は根や茎が溶けてなくなった跡である。形や太さは様々だが、普通は直径2~5センチメートル、長さは1~10センチメートルくらいである。
愛知県豊橋市の通称高師ヶ原(たかしがはら)で最初に研究報告され、その形が幼児を連想させたことから「高師小僧」と名づけられた。同じような条件を持つ湿地帯等の土地であれば全国各地で産出している。