文化芸術文化財

七面天女(吉祥天)像

七面天女(吉祥天)像の画像
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概要

名称七面天女(吉祥天)像
しちめんてんにょ(きちじょうてん)ぞう
員数1体
地域城端
指定市指定文化財
種類有形文化財
歴史資料
所在地南砺市信末100
指定年月日平成6年9月12日
所有者信末地区

解説

この七面天女(吉祥天)像は、昭和5年に預けてあった西下町の法乗寺から信末集落に戻され、現在は住吉神社境内の祠に祀られている。水神を祀る住吉神社に、日蓮宗の守護神とされる七面天女を祀る集落は少ない。
この像の製作年代は江戸時代初期と推定され、桧一木造り、頭に輪光を飾り、宝冠をつけ、中国の唐代の宮廷仕女の衣服を着ている。宝冠は珠玉で飾られた板金でできており、衣服は紫地に截金の唐草文をあしらった胴衣の上に赤と緑の上着を着ている。足には沓を履き、左手に宝珠を持っている。一般的な吉祥天は右の掌を下げて前に向けた印を結ぶが、この像の右手は何かを握っているような形をしている。

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