聖観世音菩薩立像
- 福光
- 市指定
- 彫刻


概要
| 名称 | 聖観世音菩薩立像 せいかんぜおんぼさつりつぞう |
|---|---|
| 員数 | 1 |
| 地域 | 福光 |
| 指定 | 市指定文化財 |
| 種類 | 有形文化財 彫刻 |
| 所在地 | 南砺市和泉 |
| 指定年月日 | 昭和34年11月5日 |
| 所有者 | 冨士社 |
解説
和泉の冨士社の御神体として奉祀されている秘仏でヒノキを素材としている。藤原時代の特徴である素朴で威厳のある力量感を備えている。このことから、当時栄えていた医王山仏教文化のなごりを今に伝えるもので、地方最古に属する仏像である。その伝来に小矢部川上流より流され、この地に漂着し、冨士社の御祭神木乃花咲耶姫として奉祀されたとある。泰澄大師の開山にかかわる医王山天台密教の遺仏であるといわれている。